【太平山三吉神社】
社伝によれば白鳳2年(673年)、役小角が創建したという。その後延暦20年(801年)征夷大将軍坂上田村麻呂が戦勝を祈願して社殿を建立し、鏑矢を奉納したという。
中世を通じて薬師如来を本地仏とする修験道の霊場として崇敬され、近世には秋田藩主佐竹氏からも社領を寄進され、現在の里宮は8代曙山佐竹義敦の建立である。戊辰戦争では奥羽鎮撫総督 九条道孝の祈願所となった。
現在も東北地方を中心として全国に三吉神社が祀られ、太平山講、三吉講も広く分布している。北海道から福島までの各地、またブラジルに祀られる三吉神社・太平山講・三吉講の総本宮として【みよしさん】【さんきちさん】の愛称で呼ばれ全国より崇敬者が訪れています。
太平山のふもとに里宮が、山頂に奥宮がありますが、今回は里宮に行って来ました。
正参道と鳥居 古くからある神社正参道。 広面赤沼から秋田大学(手形)に通じる道路は東北自然歩道「新・奥の細道」にもなっています。 |
手水舎 |
社殿 屋根は太平山の姿を模した変形の流造りで、祈祷拝殿、授与所、社務所等が併設されています。 |
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